GMOの社風

・GMOはベンチャー企業の集合体

GMOグループはベンチャー企業ですが、厳密に言えばベンチャー企業が集まった「ベンチャー企業集合体」のような企業グループです。M&Aで日本全国いろいろなところから会社をかきあつめて今のグループが完成しました。GMOではこうしたM&Aを「グループジョイン」と呼んでいます。多くのグループ会社が本社ビル(セルリアンタワー)に入っており、親会社、子会社的な軋轢はないものの、事業に統一性は薄く、グループ全体でのシナジー効果が発揮されているとは言い難いです。むしろグループ会社内でバッティングしているサービスもあります。情報共有が全くできておらず、同じ会社内ですら部署が異なると別会社といっても過言ではありません。

・スピリットベンチャー宣言の唱和

毎週、あるいは部署によっては毎朝社訓であるGMOインターネットグループ「スピリットベンチャー宣言」の唱和があります(55カ年計画など)。それに参加しないと上司から相当怒られ詰められます。IT企業というよりも体育会系の営業会社といった感じです。基本的に成果主義、「結果」が全てで、学歴や年齢は全く関係ないとされていますが、やはり上司に嫌われたら終わりです。また、年功序列的な昇進の事例も見られるので、100%実力主義ではないように思われます。

・外見を良く見せる経営スタイル

経営スタイルは完全なるトップダウン(熊谷正寿社長)の会社です。経営陣が会社の外面をことさらによく見せたがっており、小室哲哉氏作曲のグループソングを作成したり、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」「心のプラカード」の社員verをYouTubeで公開したり(これはサイバーエージェントのパクリです)、企業イメージのアップを図っています。特に、昨今では福利厚生の充実をさまざまなメディアでアピールしていますが、誇張されており、世界一のコミュニケーションスペースである「無料」の社食は月数回しか利用できず、また「24時間営業」と紹介されますが、実際は自動販売機が動いているだけです。

・テレアポが基本の会社

営業は基本的にクロージングまでのフローを全て「電話」で行う電話営業です。アポを獲得してクライアントに伺うという文化はありません。JWordという誰も見ないインターネット広告枠をひたすら電話をかけて売り込む部署もありますが、昔契約した人の更新はほぼなく、サービスの評判も悪い為、ひたすら商材を知らない人探しをして売り込むスタイルです。売上、利益最大化が先走りすぎており、顧客満足度を高めようという動きは無く、あまりに倫理観に欠けている行動も見られます

・自由気ままなGMO社員たち

社内には、東証一部の上場会社とは思えないほど自由気ままな人が多く在籍しており、ピアスや髪形服装は基本的に自由です。一部の成績優秀な営業マンは、午後出勤している人もいます。学歴もバラバラで偏差値の高い大学を卒業した人もいれば、高校を中退したような経歴の社員もおり、偏った人、尖った人が多く、ギークなエンジニアも多いので、コミュニケーションが少し大変です。